ショパンと小指
朝ラジオを聴いていると、ショパンが話題になっていた。
僕の中でショパンは、
「雨が静かに降る日、ショパンのノクターンが良く似合う」
などと、したり顔で書くが、もちろんこのフレーズは誰かの受け売り。
以前、作曲家の林光氏の記事で、
「強さの違う5本の指を違うままに生かしながら弾く、
ということを考え出したのがショパンだということを聞いて、
今までは、小指も親指も同じ強さで叩けるように練習したのに、
もっとそのことを早く知っていれば・・・」と書かれていた。
・・・・
ショパンって、まるで「指」のコーチのようだな。
小指は親指に比べれば、確かに弱いから、どうしてもそこを矯正しようとするが、
小指には、小指しか出せない音色があり、人差し指には人差し指の、中指には中指の、
それぞれの指の持っている特長をそのまま生かして、曲にしていく。
そこまで、計算しつくされていたのか!
・・・・
わが部署のメンバーを見ても、みんなが個性派ぞろい。
自分が納得するまで進まず、
慎重に仕事を進めるメンバーもいれば、
とにかく、進めてみる。そして考える。というメンバーもいる。
小指は小指にしか出せない音があるんだ。
それでOK!
・・・・
我家の3人の子供たちもみんな違う!
それぞれが個性派!
でも、親の言うことを聞かないで、イタズラ好きなのは、なんで共通?