長男と次男2

思うようにボードを操れず、

泣きながら、その場を立ち去った長男・・・
放り投げられたボードを次男に渡し、ちょっと長男を捜しに行ってみた。

うな垂れながら、裏のブロック塀の上に座っている。
さっきは、ほめたり、励ましてみたが、
長男自身がそのことに納得していないので、
長男にかけたその言葉は、はじき返された。

親として、どんな風に接するのがいいのかなぁ?・・・

どんな言葉をかけるといいのかなぁ?・・・・・

正直、迷った。

言葉を探したが出てこない。

・・・・

・・・・・・・・

「親として、何とかしよう!」は、ちょっと横に置いて、
何とかならなくても、

長男の気持ちをまるごと、そのまま受け取ってみるかな。
ブロック塀に座っている長男の横に座り、
「上手くいかないのが、悔しい?」と聞いてみた。
しゃくりあげながら長男は小さくうなずく。
「悔しかったんだね・・・」と言うと、
「もっとできると思ったのに、ぜんぜん上手くできない」ポツリと長男が言う。
「そうかぁ・・・ものすごく悔しかったんだねぇ」
長男の肩を抱きしめながら、しばらく黙っていた。
ただ、一緒に座っていた。
・・・
暗くなった庭には、ポーチライトが点灯し始めた。

しばらくすると・・・
長男は、ボードを持って練習再開し始めた。
「どうやったら、うまく回れるかわからないんだヨ!」と強い口調の長男
「上手く回れる方法は、どうやったらわかるの?」と長男に聞くと、

何か考えているようだった・・・・
「どうやってまわるの?回り方教えて!」と長男は次男に聞いた。
次男は「僕も最初は、こうやって練習したんだよ」
と腕の振り方と足の動かし方を長男に一生懸命教えていた。
それを長男は素直に真似していた。

まずは、やれやれ・・・・

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長男と次男

小3の長男と小1の次男、

年齢差は1歳6ヶ月。

遊びはほとんど同じ。

ベイブレードに自転車、ブレイブボード、ポケモンカード・・・・

・・・・

昨年のクリスマス、サンタさんからのプレゼントだったブレイブボード、

http://www.braveboard.jp/

長男と次男はひとつのボードを仲良く始めたが、

ドンドン上達する次男。クルクル・スイスイ自在に操る。

長男も運動能力はあり、普通には乗るが、次男にかなわない。

・・・・

ひとつのボードを兄弟で順番に使う。

家の前の路地で交互に使う。

ゆるやかな坂になっている道の上りを次男、

下りを長男と決めたらしい。

ボードを使って上っていくのは、技術がいる。

長男には、上る技術がないことを自分でも承知している。

そんな次男の力を素直に長男は認めた。

長男の番になり、下り坂をゆっくり滑り出したが、

だんだん勢いが付いていき、危険スピード!

ボードをコントロールできない。

すっ飛んだ。

ジャージのヒザ辺りに穴が開いた。

大泣きしはじめた長男。

痛さと悔しさからの涙のようだ。

・・・・

「どうせ、上手くいかない!」

「練習しても、ダメなんだもん!」

次男と比較して、「あんなに上手く回れないんだ!」

・・・

長男から、次々に人生のどん底のような言葉が出てくる。

「この前より、上手くいってたよ」

「練習すれば、少しずつ上手くなるよ!」

「大丈夫だよ、きっと上手くなるよ!」

長男を励まそうと声をかけたが、

どの言葉も長男には響かなかった。

長男の表情はブスッとふくれっ面、

そして目には涙を浮かべている・・・

「いくら練習しても、上手くならないんだヨ!」

上手くいかない自分に腹を立てているのか、

次男に嫉妬しているのか・・・

それでも長男は、

「やらせて!」と次男が使っているボードを要求する。

「頑張ってみるんだ?!」と聞くと、

「ぜんぜん上手くならない!」と長男

「上手くなりたいの?」

「なりたいよ!でも練習しても上手くならないんだ!」

そんな会話の繰り返し・・・

イライラしながら、何度も挑戦する長男。
でも、イライラしながらだから失敗する。
だから、またイライラする・・・
とうとう、ボードを投げ出し、その場から走り去った。
あらら・・・

さて、さて、こんな時、親として、どうしようかなぁ・・・

(つづく)

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十五少年漂流記は、親子の思い出?

小学校1年生になった次男が、読書をしている。

「十五少年漂流記」

僕が小学校の時読んだ中で、一番印象に残った本だった。

本屋さんで、最初の2ページを次男の前で読んだ。

ちょっぴり次男がワクワクしそうな読み方で読んでみた。

「これから、どうなるんだろうね?楽しみだね!

どう?続き読んでみる?」と聞くと、

「ん!読みたい!読みたい!」と次男。

次男は小学校に入って初めて買った本を手にした。

本屋さんでカバーをしてもらい、

そのカバーにマジックで自分の名前を書いていた。

・・・

子供たちの通った保育園では、

自然な物を捉える力や感じる心を大切にするため、

一切、字を教えない。

長男の時は、字を教えないことに多少の不安があったが、

実際は、まったく問題ないようだ。

・・・・

小学校に入って、字を教わり始めて2ヶ月、

その次男が、楽しそうに読書をしている・・・

そして、聞いてみる。

「昨日の続き、お父さんに教えて!」

一生懸命、話の続きを教えてくれる次男。

時折、本には出てこないラクダやカバを次男の想像(創造)で登場させ、

次男なりに楽しんでいるようだ。

すでに本のカバーはボロボロで、はずれてしまった。

【今日の次男の一言】

「明日の学校の準備とか、出したもおもちゃとか片づけをしなさい!

ベイブレードで遊ぶのは、それから!!」の一言に、

「ハーイ!

いいこと考えた!

ベイブレードが回転している間に、

片づけを終わらせよう!」と

ベイブレードで遊ぶことと片づけを両立させていた。

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ありがとう!日記

国際救助隊の隊長からの指令が来ている。

http://www.being-oisi.jp/?p=4912

さて、どんな活動をしようか・・・

誕生日の日に長男から言われた「おめでとう!」

その嬉しかった一言に、

思わず「ありがとう!」

そうだ!「ありがとう日記」を書いてみよう。

1日1回、どんなことに「ありがとう!」を言ったか、

それを綴っていってみよう。

最初のページは、誕生日の日の「ありがとう!」からスタート。

ノートを買ってきて、表紙を描くぞ!

子供たちに、1日1回「ありがとう!」って言ったことを、

このノートに書こうと思うんだ。

キミ達にノートの表紙を描いてもらいたいなぁ!

そんなことを子供たちに伝えた。

さっそく子供たちと作業に取り掛かった。

「僕もありがとう日記に書いていい?」と長男。

「いいよ!みんながいつでも書けるように、リビングに置いておこう!」

ということで、家族みんなが書ける「ありがとう!日記」になった。

そして、今日は長男・次男が日記の表紙を描いてくれて、

「ありがとう!」

・・・

今では長男が毎日、今日あった「ありがとう!」を一生懸命日記に綴っている。

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食卓での戦い

食事のおかずが食卓に並び始めると、
まず、子供たちは、自分たちの好物を見つける。
そしてひと言!
「いくつずつ?」
我が家のおかずは、大皿盛り。

みんなで争って分け合う。
鳥のから揚げなどは、戦いの目玉商品。
「二つずつだよ!」
上手く分けられるように、盛り付けるが、
時折、ハプニングが起きる。
今回は骨付き鶏肉が1個余った。
次男が最後の一つをすばやく自分の皿に持っていった。
それを見つけた一番下の長女、
騒ぎ始めた!「取ったぁ!」
さぁ、バトルが始まる。


「ケンカしないの!」なんて言うことは、決して言わない。
やっぱりおかずの取り合いは、正当な子供の権利。

子供たちが、せっかくケンカして成長していく機会だ。

様子をみよう。

次男と長女の「僕のだ!」「私のだ!」がしばらく続く。

長女の応援に、「長女の涙」も登場。
そして次男と長女の沈黙のにらみ合いになる。

・・・・・
そのうち、次男がサッと席を立った。
自分の皿を持って台所に向かった。
しばらくすると、二つに切り分けた鶏肉を運んできた。

これで解決か!と思ったが、

それを受け取った長女の顔は、

ムッとした表情でのまま笑顔はない。

長女は、まるごと1個欲しかったのだろう。

ふくれっ面の長女に次男が文句を言う。

「ありがとうを言わないよ!」

ここで、父親が登場。

「本当はありがとうを言いたいんだよネ。

でも、照れて、ありがとうが、いいずらいんだよ。どう?」

長女は小さくうなずく。

そして、小さな小さな声で「ありがとう」を言った。

今回の戦いは、ここまで!

さぁ!食事の続きだ!

次回の戦いはどんなかな?

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宿題、やらなくていいよ!

小学校1年の次男には、毎日ひらがなを書く宿題が出る。

今日は「た」と「な」を四角いマスに

それぞれ36個、プリントに書く宿題。

学童保育で、宿題を終わらせてくるように言うが、

まったく宿題をやってこない。

家に帰ってから、宿題をさせるが、

1つ「た」を書いては、どこかに行ってしまう。

どうにか、イスに座らせて、また書かせるが、

プリントに絵を描き始める・・・・

つまらなそうに、次のマスに「た」を書く。

どうして集中力が無いんだろう。

あんなに集中力があった子なのに・・・と妻が言う。

「それは、つまらないからだよ。

「た」なんていう字をいくつ書いたって、

ちっとも面白くないだろう!

興味の無いことなんて、やりたがらないよね。

僕が字を教えるから、

宿題最後まで終わらなくてもいいよね?」と僕が言うと、

「いいけど・・・」と妻が言ってくれた。

さっそく、僕は本棚から本を出してきた。

「た」の字がどんな風に「た」になったかの勉強だ。

「太い」っていう字があるんだけど、

これ「ふとい」って読むんだ。

この字は、他に「た」って読むんだよ。

しらさぎ組みにいた幸太郎くんの「太」はこの字を使うよ。

この「太」を書いてごらん。

それをだんだん崩していくと、ほら!「た」になっただろう?

「ひらがな」ってもともと漢字の進化系なんだよ!

すると、今度は次男が漢和辞典を持ってきて、

「太」という字を探し始めた。

ホントだ!ふといだ!点がここだと「犬」だよね!

次から次へ漢和辞典のページをめくる姿は、

いつもの輝いている次男に戻っている。

「宿題はしなくていいよ!

お父さん、先生にいっぱい字を覚えましたって、

連絡帳に書いておくから」

「僕、元気モードになった!

宿題しないと先生に怒られちゃう!

だから、びゅんびゅん「た」を書いちゃう!」

その早いこと早いこと、

あっという間に四角いマスは「た」で埋め尽くされた。

ちょっと雑だけど、OK! 

気にしない、気にしない。

丁寧に書くのは次の課題・・・・

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小雨の下校時間

朝食が終わり、窓の外を何気なく見ると、

ツバメが急降下している!

今年最初のツバメを発見。

きっと、雨の中、ツバメも朝食のエサを見つけたんだろう。

・・・・・・

小雨が降り続く午後3時頃、

ちょうど小学校は下校の時間。

信号の無い四つ角に、

黄色い帽子の男の子が、

黄色い傘をさしてポツンと1人立っている。

たぶん、黄色い帽子は小学校1年生だろう。

思わず、ブレーキをかけ、交差点で止まった。

対向車の営業車も、黄色い傘に気づいたのか、止まった。

左右から来た車も、それぞれ止まった。

雨の交差点で4台の車が止まった。

黄色い傘の男の子は、その様子にちょっと驚いたのか、

キョロキョロするが、道を渡ろうとしない。

でも、4台の車は、静かに黄色い男の子が道を渡るのを待っていた。

やっと、その男の子が横断し始めると、

それぞれの車からホッとした様子が感じられ、

お互いを確認しながら動き出した。

冷たい小雨の降る交差点、

心温まる一時停止だったなぁ。

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白いカエルは家に帰る。

土曜日、子供たちは、朝寝坊をしている。

僕が仕事に行く準備をしていると、長男が布団の中から、

「お父さん、誕生日おめでとう!」と言ってきた。

思わず、「ありがとう!」と長男を抱きしめた。

長男は僕の誕生日を覚えていてくれたようだ。

あらためて、子供から「おめでとう!」を言われると、

やっぱり嬉しいもんだ。

次男は、家族みんなの誕生日を知っている。

館山の両親の誕生日まで知っている。

「お父さんの誕生日は?」

「5月22日!!」とはっきり答える。

家族の干支まで言える次男だが、

でも、今日が何日なのか、小学校1年では、分からないようだ。

まだ、日にちの感覚をつかんでいないらしい。

妻や長男が「お誕生日おめでとう!」と言うのを聞いて、

「今日、お父さんの誕生日?」と聞く。

だんだん、覚えていくのかな?

次男は、近所から花を摘んできて、空き瓶に飾ってくれ、プレゼントしてくれた。

・・・・

庭のデッキを妻が掃除している時のこと、

デッキの影で、白いカエルを子供たちが見つけた。

「白いカエルだ!ねぇ!白いカエルがいたよ!

このカエル飼う!」と子供の一言に、

妻は「ヤァー!ダメェ!・・・・

カエルがかわいそうだから、逃がしてあげなさい!!」

長男がそっと僕のところへ来て言った。

「本当はお母さん、カエルが怖いから、カエル逃がしてあげなさい!って言ってるんだよ。

でも、カエルにとったら、その方が、幸せかも?」

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博士は何をし始めた?

宿直明け、自宅の2階で寝ていると、何やら怪しい子供たちの騒ぎ声・・・・

「博士!水を用意してくれ!」

「博士!煙が!」

オイオイ!学校から帰って来て、

いったい何をやっているんだ?

裏庭で、3人の子供たちが、奇声を発している。

「わぁー!」「ひゃー!」

見ると、どうやら食品を保冷していたドライアイスに水をかけたところ、

白い煙がモクモク出始め、それに土をかけたり、移したり、

「博士!これを移動しろ!」とか「博士!ビンに水を入れて来い!」とか、

長男と次男が「実験」ごっこを博士として行っているらしい。

「博士!大きなミミズを発見!」

ミミズを発見?危ない予感がする・・・・

「博士!この煙の中にミミズを入れるとどうなると思うか?」

「よし!やってみよう!」

それは、ちょっと残酷じゃないか?

あーぁ!入れてしまった!

「ウォー!見て!見て!ミミズが生きていた!」

「本当だ!生きてるぞ!」

どうやら、ミミズの一命は取り留めたようだ。

「さぁ!そろそろ、博士達!片付けて夕食の準備だ!

かっこいい博士はね、自分の実験をした後、

きれいに片付けるらしいよ!」

「よーし!片付け開始!」

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不審者を取り押さえろ!

春の防火訓練の時季、

病院では、「今」火災が起きたら、

「何」をすることが一番適切な行動?

をテーマに防火訓練のリハーサルを行った。

そんな防火意識が頭の中に充満している時に、

小学校から不審者が近隣で出没している、

というプリントが届いた。

防犯の問題だ!

子を持つ親としては、他人事ではない。

目を離すと、どこにでも行ってしまう子供たちが心配だ。

・・・・・

そういえば先日、小学校の保健室に勤務する、

コーチ仲間のNさんを訪ねたときのこと、

小学校では、1学期は不審者が小学校に来たという想定の防犯訓練

2学期は火災想定の防火訓練

3学期は地震想定の防災訓練を行っているということだった。

つい最近、防犯訓練を実施したそうだ。

警察から4名の警官が来て、1名が犯人役、3名が取り押さえる役。

実は3名の取り押さえる役の警官は、

犯人を取り押さえるふりをしながら、

それとなく教師達の動きを観察しているということだった。

ところが、犯人役のものすごい迫力に、教師達はまったく手が出せないらしい。

それを見て、子供たちも、本気で怖がってしまうそうだ。

・・・・

そして、毎年必ず一人はいるという教師の話。

不審者が小学校に侵入したという訓練が始まると、

クラスごとに安全な場所に避難を開始し始める。

そんな中、

腰をかがめながら、

口にハンカチを当て、避難してくる教師がいるという。

「先生!不審者の訓練です!

火事の訓練じゃありません!」とN先生は教えるそうだが、

本人は、何を言われているのか、わからず、

あいかわらず、口にハンカチを当てているという。

大丈夫かな?その先生の動きのほうが不審?・・・・

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