宿題、やらなくていいよ!

小学校1年の次男には、毎日ひらがなを書く宿題が出る。

今日は「た」と「な」を四角いマスに

それぞれ36個、プリントに書く宿題。

学童保育で、宿題を終わらせてくるように言うが、

まったく宿題をやってこない。

家に帰ってから、宿題をさせるが、

1つ「た」を書いては、どこかに行ってしまう。

どうにか、イスに座らせて、また書かせるが、

プリントに絵を描き始める・・・・

つまらなそうに、次のマスに「た」を書く。

どうして集中力が無いんだろう。

あんなに集中力があった子なのに・・・と妻が言う。

「それは、つまらないからだよ。

「た」なんていう字をいくつ書いたって、

ちっとも面白くないだろう!

興味の無いことなんて、やりたがらないよね。

僕が字を教えるから、

宿題最後まで終わらなくてもいいよね?」と僕が言うと、

「いいけど・・・」と妻が言ってくれた。

さっそく、僕は本棚から本を出してきた。

「た」の字がどんな風に「た」になったかの勉強だ。

「太い」っていう字があるんだけど、

これ「ふとい」って読むんだ。

この字は、他に「た」って読むんだよ。

しらさぎ組みにいた幸太郎くんの「太」はこの字を使うよ。

この「太」を書いてごらん。

それをだんだん崩していくと、ほら!「た」になっただろう?

「ひらがな」ってもともと漢字の進化系なんだよ!

すると、今度は次男が漢和辞典を持ってきて、

「太」という字を探し始めた。

ホントだ!ふといだ!点がここだと「犬」だよね!

次から次へ漢和辞典のページをめくる姿は、

いつもの輝いている次男に戻っている。

「宿題はしなくていいよ!

お父さん、先生にいっぱい字を覚えましたって、

連絡帳に書いておくから」

「僕、元気モードになった!

宿題しないと先生に怒られちゃう!

だから、びゅんびゅん「た」を書いちゃう!」

その早いこと早いこと、

あっという間に四角いマスは「た」で埋め尽くされた。

ちょっと雑だけど、OK! 

気にしない、気にしない。

丁寧に書くのは次の課題・・・・

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