なんで悩むの?

仕事をしていると

ある所属長が僕の席に近寄ってきて

「なんで上手くいかないんでしょうね・・・」

と問わず語りにつぶやいた

・・・

「どうした?」と投げかけてみると

「仕事って難しいですよね・・・

どうも思ったように進まなくて・・・」

と何やら悩みを抱えているようだ

・・・

「もしよければ

少し話していけば?!」

と僕の隣に座るように促すと

席に着くなり

はぁ・・・とため息

・・・

「随分と重そうなため息だな・・・」

「次から次へと問題が出てくるんですよ

それもスタッフの問題が・・・

なんで自分のところだけ

こんな問題が起きるんでしょうねぇ?」

・・・

沈みがちな表情で

ポツリポツリと語り始めた

・・・

「そうかぁ・・・

次から次へと問題がねぇ?!」

「自分には能力ないのかなぁ?」

と自己否定に入り始めた

・・・

そこで

「そうかぁ、能力不足だから

問題がいっぱい出てくるって思っているんだ?

自分に結構厳しいねぇ?!」と言うと

「そりゃそうですよ・・・

落ち込みますよ!」

・・・

IMG_1907

しばらく、具体的な話を聞いてから

「それって、真剣に取り組んでいるからじゃないの?

いい加減にスタッフと関わっていたら

それを『問題』だなんて捉えないだろ?

・・・

一生懸命、真正面から向き合っている人だけが

真剣に悩むんだよ!

『何も問題はありません!』って言っているのは

問題を見つける力がないか

関わりたくなくて

見ないふりしているかの

どちらかだよ」

・・・

すると

少し考えていたようで

「それって、真剣に考えていた証拠ですかね?」と尋ねてきた

・・・

「僕はそう思うけど

どうだろう?

真正面からスタッフのこと

考えていたんじゃないの?」

・・・

「そりゃ、考えていましたよ」

「だから、悩むんだよ!

・・・それって、ダメかい?」

・・・

・・・

「もう少し、悩んでみますよ!ハハハ・・・」

と言って席を立って行った

・・・

次はどんな悩みを持ってくるかな?

 

 

 

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新人N君へのコーチング

4月に入職して半年が経つN君

電話を取り次ぐ練習に入った。

病院の電話取次ぎは

急変の連絡だったり

他の病院への取次ぎだったりと

結構神経を使う業務だ。

・・・

N君は普段、僕のいる部署ではないので

外線電話を取ることはない。

そんなN君が先輩の指導のもと

何度目かの電話練習

・・・

その日は、いつもより電話の本数が多く

N君も混乱していたようだ。

練習の時間が終わり

N君に聞いてみた。

・・・

「今日の電話対応はどうだった?」

「ダメです・・・今日は忙しくて、次から次へ電話がかかって

パニックになりました・・・」

「100点満点中、何点つけられる?」

「え?!5点満点中でいいですか?」

「いいよ!で、何点?」

・・・

「ん・・・1.5点ですかね・・・」

「自分にきびしいねぇ!1.5点かぁ。

で、1.5点は、何が出来ていたから1.5点なの?」

・・・

足りない3.5点ではなく、

できた1.5点に焦点を当てて質問してみた。

・・・

そんな質問にN君はちょっと驚いた様子で

「1.5点のところですか?

忙しい中でも電話を

他の部署に回すことができたことです・・・」

「へぇ!!

でも、そんなパニックの状態で

しっかり1.5点が取れたんだ?!

どんなパニックの状態でも1.5点を取ることができたんだよね!

だったら、次の機会に2.5点にするには

どんな方法がありそう?」

・・・

N君はしばらく考えながら

「次までに、なるべく多くの電話に出てみて

耳を慣らしていければ、いいかと思います」

「OK!次の課題だね!

今日は1.5点、

しっかり取ったんだぞ!!」とN君の肩を叩くと

落ち込んでいたN君の表情から

ちょっぴり笑顔。

がんばれ!N君!

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病院にとっての停電

病院の電気設備の定期点検が
3年に一度行われる。
それに10年に一度の
配電設備の交換と重なり
今年は大規模な点検交換検査実施年になった。
・・・
病院全体で一斉に
通常使用している電気のほかに
非常用電気も止めなくては
検査・交換はできない。

・・・
病院にとって電気を止めるということは
医療機器はもちろん
エレベーター、水道、トイレ、空調、照明、電子カルテ
電話、非常放送、精神科や認知症病棟の電気錠などなど
影響は計り知れない。

その停電を4時間行う予定だ。
・・・
東京電力と関東電気保安協会
それに病院の電気設備を一手に任せている電気業者と
事前に準備を進めた。
・・・
4時間の停電予定で
影響が一番少ない時期や時間を設定した。
まず
外来診察開始前で
日照時間が長く

電気照明がなくても大丈夫な時期
それにエアコンを使わなくて良い時期も重要
そして食事の配膳に影響が少ない時間帯
10の病棟が入浴をしない曜日も条件のひとつになる。
このような条件を詰めて行き
6月の水曜日、朝5:30から9:30と決定した。
・・・
それでも栄養課は
朝食の配膳をエレベーターが止まる前に
病棟に運ぶため
朝3時30分出勤
・・・
これを事務の若手スタッフS君が
全ての部署と打ち合わせしながら
計画を立てていった。
・・・
・・・
明日がその検査停電という日
台風4号がインコース直球で
本州にやってくる予想
・・・
万一、強風で設備の交換ができない場合には
延期を余儀なくされる。
しかし、ひと月前から
看護部や栄養課は
明日のための勤務シフトを組んでいる。
計画通り進めて
万一、台風の影響で途中ストップするかもしれない。
そのまま計画通り行けるかもしれない。
・・・
東京電力と電気業者との打ち合わせで
夕方5時前に実行するかどうかの結論を出す予定
でも、それから連絡では遅すぎる。
さて、どうするか・・・
東京電力や関東電気保安協会、それに電気業者
病院内の各部署、それにがんばってくれたS君のことを考えると
中止命令を出すのは、厳しい。
もしかしたら、検査実行が可能かもしれない。
・・・
しかしあえて、
明日の検査に「ストップ!」の結論を出した。
無理して行うメリットはない。
関係所管には、頭を下げればそれで済む。
また院内の責任者には、説明しよう。
今回の最終責任者は僕だ。
・・・
GO!を出すより
STOPをかける勇気は
予想以上に負担になるものだと
あらためて実感した。
何を見て、何を基準に判断するか
ぶれない決断が求められるなぁ。

・・・

・・・

そして今朝

台風一過の快晴

ん・・・晴れ男が出した延期の結論

まっ、しょうがないなぁ・・・

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木こりとハイカーのお話!

忙しい!忙しい!といつも言っている人は、やっぱりいつでも忙しい!

いつになれば、この忙しさから開放されるのか?

忙しさから開放されるために、どんな行動をとっているのだろう?

そんなわけで今回は、雑誌に載っていたあるお話の紹介。

・・・・・

「ある山の中をハイカーがハイキングしているとき、

ふと横を見ると木こりが木を切っている。

木こりは汗だくになってノコギリを引いているのだが、刃は進まず木は一向に倒れる気配がない。
良く見てみると、木こりのノコギリは刃が欠けてボロボロになっている。
数時間後、ハイカーが帰りに再び通りかかっても、木こりは同じ事を続けていた。
そこで、ハイカーが『木こりさん、刃を研いだほうがいいんじゃないか?』と言うと、
木こりは『そんな暇はないんだ!

今は切るのに忙しいんだから』と答えた・・・・・」

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エイサ!ホイサ!忙しいゾー!

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今年も点灯!飾り付けてくれて、ありがとう!

11月30日(月)

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病院のイルミネーションが今年も点灯した。

毎年、決まった時季に営繕の係りが飾りつける。

「そろそろ、今年もイルミネーションの時季だから、準備しよう!」と飾り付けを開始した当初は、必ず飾りつけの指示をしていた。

今年の飾り付けを見ていて、営繕担当の副主任に聞いてみた。

「もう、準備の指示したんだね?」

「いえ、指示していないんです。自分たちで始めたみたいですね」

誰が指示するでもなく、当たり前のように、仕事は進んでいた。

・・・・

予定していたことが遅れたりすると、

「言われる前にしようよ!」とつい言いたくなる。

指示されていると、次の年も指示されるのを待つ。

そして、指示されるまで動かなくなる・・・・当然の結果?

・・・

思い切って指示から自発的行動に移るコミュニケーションに変えてみる。

「毎年、このイルミネーションを楽しみにしている患者さんや家族がいるんだよね。おかげで、またみんなが楽しんでくれる!自分たちから飾り付けてくれて、ありがとう!」

イルミネーションの飾りつけ

イルミネーションの飾りつけ

 

 

 

 

 

 

 

 

【問いかけ】

#1 毎年、忘れずにしていることはなんだろう?

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予定に目的?

お気に入り手帳とウルトラマンのボールペン
お気に入り手帳とウルトラマンのボールペン

10月31日(土)

日本コーチ協会群馬チャプター事務局会議に出席。
雑談の中でK局員から手帳活用術を2点聞いた。
(その一)毎朝、手帳に今の気持ちを書く。
ただ書く。そして見返さない。書きたくないときは書かない。そうするとすっきり仕事にいけるそうだ。
これは、頭の中にある感情や情報を一旦書くという作業でアウトプットし、感情と情報を分離させることで、きっとスッキリしているのだろう。
1年続いているそうだ。
(その2)手帳の予定・スケジュールに必ず「その目的」を一言付け加えるそうだ。
いつの間にか予定を次から次へ書き込んでいるうちに、「予定をこなす」、「会議に出席させられている」など、受動的な行動になってしまう。
その予定は自分にとって何の目的があるのか、明確にして望む・・・
なるほど確かに、この方法面白そうだ!
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ゴマをするって、いいこと?

11月20日(火)

Aさんは、チームで仕事をしているが、その中にAさんにとって、苦手なXさんがいる。

Xさんは、自分の思うとおりに仕事が進まないと気に入らないリーダータイプ

 

半年前にAさんと面接を行ったとき、Xさんとの関わり方を自分なりに考えてみると言っていたが、そのAさんと面接を行った。

大石「Xさんとの関係はどうですか?」

Aさん「やっぱり難しいです。でも、Xさんにゴマをすることがあります。」

大石「Xさんにゴマをするの?いいですねぇ」

Aさん「えっ?ゴマするのがいいんですか?本当は後ろめたい気がするんです・・・」

大石「いいじゃないですか!で、どんなゴマをXさんにするんですか?」

Aさん「Xさんと仲の良い人が休みの時には、話し相手がいなくて寂しそうだから、こちらからXさんに声をかけています」

大石「そんな時、Xさんはどう?」

Aさん「いつもより、気さくにXさんから話してくれました」

大石「じゃ、『ゴマをする』という言葉を『心配りをする』って言い換えたらどうですか?」

Aさん「えっ?んん・・・ちょっと気持ちが楽かな」

大石「AさんがXさんにしたことは、Xさんへの心配りではないのかな?」

Aさん「え?!へへへ・・・」(笑)

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「がんばったことは?」人事考課面接(1)

10月15日(木)

半年に1回の面接の時期がやってきた。

部下26名、各1時間で大石式面接を行っている。

事前に部下にアンケートシートを配り、それに記入をしてもらった上で面接を行う。
部下にとっては、面接当日に何を聞かれるのか、どんな話しをするのか、そんな不安を取り除けることと、半年間を振り返ることができるメリットがある。

第一番目の質問項目は、この半年間で、あなたが『がんばったゾ!』と思うことを自由に書いてもらう。

面接ではこちらと部下の共有意識をどこまで作れるかが、ポイントだと思う。

こちらの一方的な評価や要望を述べるだけでは、部下の行動は起きてこない。

最初に部下の行ったことで、部下自身が良くやったな、効果があったな、がんばれたな、などなど、どんなことでもOKなので、自由に発言してもらう。
これは、自己肯定を十分に行ってもらうことを目的としている。
そのため、部下から出てきた発言に関しては、すべて承認していくことを実行している。
「なるほど!」「そのことをがんばったんだね!」
間違っても、途中で「それは、頑張ったことにならないよ」とか、「それをやるのは当たり前!」などは、禁句としている。
部下の発言に対しては、
「具体的にはどんな効果が出てきた?」
「そのことをやってみて、感じたことは?」など、部下の行動を認めたうえで、質問をしてみる。

このように、第1項目に十分、時間をとっている。

この時間が機能すると、残りの時間が有効に使える。
2番目の質問項目は次回紹介予定。

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サービスが向上すると、職員の何が変わる?

10月14日(水)

新人職員対象のオリエンテーションを2日間行った。その中で「接遇」のプログラムを担当するT看護師長との打ち合わせの様子・・・・

大石「今回の『接遇』プログラムは、どんな進め方?」
T師長「VTRを最初に見てもらって、その後、接遇について解説をしていく予定」
大石「OK。参加職員にはこのプログラムで何を伝えたい?」
T師長「何を伝えたい?・・・・ナースシューズは白で安全な靴、それから髪の毛は前に垂らさない。それから・・・(等々)」
大石「そのことを通して参加職員に何を伝えたい?」
T師長「サービスが向上することを伝えたい」
大石「サービスが向上することを伝えたいんだね。

では、サービスが向上すると参加職員の何が変わるの?」
T師長「参加職員の何が変わる???・・・何が変わる?・・・・何が変わる?・・・・・職員の???頭をちょっと整理させて!」

と言い、T師長は病棟へ戻って行った。

さてさて、本番はいかに・・・・

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いつでも、ポジティブシンキング?

何?

 

10月10日(土)

ものごとを、いつでも否定から入る人。いますよねぇ。

逆にいつでも明るくものごとを捉えて肯定的に捉える人。いますよね。ウーン、うらやましい!何でそんなにいつでもポジティブなの?

自分もポジティブシンキングでありたい!

ポジティブシンキングの方が良いんだ!

ポジティブにものごとを考えなくてはいけないんだ!

                          って、思っていませんか?

それって、本当?

いつでも、ポジティブにものごと捉えなくてはダメ?

苦しくないですか?

ポジティブになれない時だって、ありますよね。

いいじゃないですか、そんな時があっても。そんな自分もいますよ。

そんな自分も 「あり」ですよね。

 

 

ところで、上の記号?絵?文字?何に見えます?

視点、変えてみると、結構楽しいですよ!

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